断酒道~仏教に学ぶ生き方~

断酒と体脂肪減量への挑戦

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閉鎖病棟入院7日目

この日は、朝から採血、午後から腹部の超音波検査やレントゲンの予定が突然、組まれた。入院前には、ありとあらゆる検査を一通りやっており、1週間後の結果を見る目的だった。




この日だけに限ったことではないのだが、この病棟は閉鎖だけあって、看護師たちが交代交代で24時間、各部屋を見回りしている。




僕が少し、嫌だなと思ったのが、夜中の3時や5時でも突然、部屋に入ってきて、「体調どうですか?」とか、体温を計ったり、血圧を計ったりしてた。




点滴をしていた時、朝の5時に看護師がきて起こされ、点滴を始めたことも何回かあった。




看護師たちも休めず大変なのは重々承知していたが、「普通、こんな時間にやることかな?」って内心、思っていた。一方、閉鎖病棟ってこんなもんなのかな?と思っていた。




一応、気になるので看護師たちに聞いてみたところ、「悪いなと思うけど、私たちもスケジュールが詰まっていて大変なんです」、24時間見回りについて、「過去の話なんだけど、自殺未遂をする患者がいてね、やらなきゃならないんです」と説得された。



思えば、この日までにはかなり薄れたが、僕も連続飲酒約3週間から入院2日ぐらいまでは自殺願望が強かった。




僕は納得したが、このことで不満をぶちまけ、看護師たちに強く当たる患者もいた。ここだけの話だが、入院中には患者と看護師が喧嘩する光景も何度か見た。



難しい問題なので、看護師と患者、善悪の判断は僕には無理だった。僕が判断することではないと思った。




僕自身の肝心の採血では、入院前に比べたら肝臓の数値が微々たるもの良くなっていたが、やはり、悪い数値が出た。僕は、「まあ、まだ1週間だし、劇的に変化するわけがないよなぁ」というのが感想だ。




腹部の超音波検査では、お酒の飲み過ぎやストレスからくる初期の「胃潰瘍」が見つかった。進行すれば、「がん」になるもので、僕は強い不安を覚えた。



主治医によると、大病には至っていないことの報告を受けたが、「断酒継続」を厳しく警告された。また、退院後の「要経過観察」、「再検査」の実施を伝えられた。




少し不満を書いたが、8日間といえど、僕が閉鎖病棟にいることの意味を冷静に考えれば、看護師たちに感謝しかない。







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