断酒道~仏教に学ぶ生き方~

断酒と体脂肪減量への挑戦

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閉鎖病棟入院初日

僕が閉鎖病棟に入院したのは、8月24日〜8月31日までの合計8日間。アルコール依存症というと、一般的に約3ヶ月プログラムのようだが、閉鎖病棟に入院するほどだったことは間違いなく、反省点は多い。


僕は、入院前に約3週間の連続飲酒が続いており、朝昼問わず、夜中でもコンビニに酒を買いに行き、飲酒していた。ご飯は、ほとんど食べていなかった。アルコールで、脳が麻痺していたのだろう。食べなくても、満足感はあった。


だが、連続飲酒3週間の終盤にくると、さすがにこたえた。空腹にもかかわらず、食欲もなく、顔色も悪く、倦怠感もひどかった。


主治医「あなた、このままだと死にますよ。まず、10日間でも入院してお酒を抜きましょう」


看護師「入院した方がいいですよ」


入院には、任意と強制があるようだが、僕は任意で「入院します」と返事をした。本当は、したくなかったのだが、それだけ連続飲酒にもがき苦しんで、体調もかなり悪かったので入院を決めた。


まずは、入院に必要な書類の手続きを済ませ、身長、体重、血圧、採血、尿検査、レントゲンなど、ありとあらゆる検査を行った。


主治医から入院をオススメされて、入院に至るまでは当日、つまり、即入院だったのだが、初日はお酒もかなり入ったままでの検査なので、良い結果が出るわけなかった。案の定、特に肝臓はかなり悪い結果が出た。


即入院ということだったが、あらゆる検査を1階で済ませてから実際に6階の閉鎖病棟に上がるまでの待ち時間が長く、体調も悪く、お酒も入っているため、僕はイライラが止まらなかった。


待つこと、約3時間。担当の看護師が来て、「いきましょう」。


ようやく、閉鎖病棟に入院することになった(わずか8日間だが)


案内された部屋は、個室。1人用のベッドとトイレ、洗面台があるだけだった。熱が38度を超え、歩くのもやっとの状態だったため、僕はすぐにベッドに横になり、すぐに点滴が始まった。


この時点で、夜の9時を回っていた。この閉鎖病棟では、夜10時が消灯だった。僕は、体調もかなり悪かったのでベッドに横になり、初日は過ごした。


ただ、突然の即入院で環境も慣れなく、ベッドに横になってはいたものの、寝付けなかった。


天井だけを見つめながら、「俺は、何をやってるんだろう」


翌日の朝まで、ずっと、こんなことを考えながら過ごしていた。






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