抗酒剤の徹底
断酒して1ヶ月を超えました。
だいぶ、飲酒欲求も落ち着いてきました。
僕が今、実践しているのは主治医からも厳しく指摘された、毎朝の抗酒剤を徹底していることです。
抗酒剤には、
①24時間作用するシアナマイド(液体)
②1週間ほど作用するノックビン(粉末)
があるのはアルコール依存症で医療機関にかかったことがある方なら知っているでしょう。
僕は、過去にノックビンが効かないことが判明し、シアナマイドを服用しています。
シアナマイドは冷蔵保存しなければいけない上、作用時間が1日のみなので面倒で不便だが、ノックビンは常温保存可能で作用時間も長いことからノックビンを選び、服用してきました。
だが、効かないノックビンを服用しても意味ないことからシアナマイドに変えてもらった経緯があります。
今は、まだ、1ヶ月ということもあり、また、慎重に断酒を継続していきたいことから用量を2倍にしています。
ただ、この抗酒剤、あくまでも劇薬のため、2種類とも肝臓に負担がかかるらしい。お酒を飲むよりは、かなりマシとの意味から処方されるようですね。抗酒剤を飲んで、お酒を飲んだら極度の苦しみが襲うというやつですね。
ただ、僕にとって、シアナマイドまで効かなかったら致命傷でした。というのは、長年、断酒継続しているのであれば必要ない方もいると思うが今の僕には絶対に必要だからです。
また、抗酒剤とは別に、
①脳に作用し、飲酒欲求を抑えてくれる断酒補助薬レグテクト(錠剤、1日朝・昼・夜3回、1回2錠)を服用しています。
レグテクトは、効果を実感します。
シアナマイド、ノックビン、レグテクト効く効かない、個人差があるようです。
薬を重宝するというのもおかしな話ですが、抗酒剤シアナマイドは今の僕にとって、欠かせないものとなっています。
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連続飲酒約3週間を振り返る
僕は、8月24日〜8月31日まで8日間、閉鎖病棟に入院していたことは書いた通りですが、さらにさかのぼり、入院前の連続飲酒約3週間について何人かの読者から質問があったため、書こうと思います。
まず、連続飲酒に突入したきっかけです。
僕は、過去に断酒約2年、1年、半年のように飲んだり飲まなかったりを繰り返してきました。一見、「とても良い飲み方」のように錯覚して見えますが、飲む時は果てしなく飲み、平均して500ml×4本(2リットル)を1日に飲みます。
再飲酒する時は、いつも決まっていて、いつも、どんなに良い状態でも「精神的に低め安定」のため、その状態に加算して、「飲んだら気持ちよくなるだろうな」とか「飲んだらハイテンションで楽しくなるだろうな」といった、本当にささいなきっかけです。
理由は、何であれ、アルコール依存症なのでブレーキがきかなくなりました。
再飲酒を繰り返すごとに飲み方がひどくなっているようにも思います
今回の連続飲酒は、いわば、寝ても覚めても飲んでる状態です。
朝・昼・夜・夜中問わず、飲んだら寝て、起きたら飲むような行動です。
しかも、それは自分でコントロールしてるわけではなく、「いや、自分でしてるんじゃないの?」って言われそうですが、そう言わざるを得ない強烈な飲酒への渇望感から、そのような行動をせざるを得ないと言った方が良いかもしれません。
連続飲酒約3週間のうち、知らない間に寝て夜中(3、4時など)に起きることが何回もありましたが、そのたびにコンビニにお酒を買い足しに行っていました・・・・・夜中以外に起きれば、その時間に買い足しに行くような感じです。
生活リズムが破綻してます・・・・・
飲酒量→1日2リットル×21日=42リットル
空き缶の数→1日500ml4本×21日=84本
ちなみに、ストロング系のアルコール度数9%です。
3週間で、これだけのアルコールを入れたことになるので、体も悲鳴をあげたわけです・・・。
その間、ご飯はまともに食べずにアルコールと、ちょっとした、おつまみでやり過ごしていたのですが、終盤、激しい吐き気や気持ちの悪さが応え、主治医や看護師からも「このままでは死にますよ。入院しましょう」と言われ、最初は断ったのですが、自分自身、入院しか方法はないなあと思ったんです。
激しい吐き気は出るんですが、実際には、ほとんど食べていないので吐き出せないことが苦しかったです。
主治医からも指摘されたのですか、ご飯を食べなかったことが、さらに体調不良に拍車をかけたようです。
今回、入院まで至ったことにより、これまでとは断酒への決意は強くなりました。
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